日本の皆様へ!
はじめまして!マリ・カッパネンです。私はフィンランド人で現在は東京のフィンランド人学校で教えています。フィンランドのオウル大学で教諭資格・ドラマ教育の資格を取得2002年からフィンランドで実際に小学校教諭をしていました。教育意識の高い日本の教育関係者や親子に「世界一」と評されるフィンランド式の授業をご体験頂きたいと思っています。
I welcome your wishes and suggestions for lesson content. Would you like to suggest such themes? Just tell me if you have some idea. I will choose Finnish teaching methods for those proposed themes.
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フィンランド知育レッスン、2014年
春学期が始まります。
田園調布のフィンランド人先生宅でホームパーティも。子供学力世界一
フィンランド式学習法を学べる教室。
マインドマップなど。
親御さんも見学可能
家庭教育の質問などにも答えます
授業は通訳つき英語日本語ですので知育と英語一緒に学べる
lesson schedule from March until May
2014
March 22 Saturday 10:00-10:45 a.m. (Kindergarten class)
11:00-12:15 p.m. (Elementary class)
April 8 Tuesday 15:15-16:00 p.m. (Kindergarten class)
27 Sunday 10:00-10:45 a.m. (Kindergarten class)
11:00-12:15 a.m. (Elementary class)
May 13 Tuesday 3:15- 4:00 p.m. (Kindergarten class)
25 Sunday 10:00-10:45 p.m. (Kindergarten class)
11:00-12:00 a.m. (Elementary class)
学生、社会人でフィンランド教育を学びたい方
プライベートレッスンを希望の方
上記以外のレッスン日程を相談したい方はその旨お知らせ下さい。
2013年秋学期は、
フィンランドパンケーキを焼いたり、
数や色を学んだり、
マインドマップ
フィンランド式作文の仕方
物語の作り方
図画工作
本物⁈サンタ登場のフィンランド式クリスマスパーティーなどを行いました。
少人数制レッスンの為、参加人数には限りがございます。
毎回、絵本や詩の読み聞かせ、音楽、図画工作、理科、算数、体操などなどを取り入れたフィンランド式レッスンで楽しみます。
その他、講師とフィンランド式教育や子育てについて話したり、田園調布の講師宅でのパーティーなどを体験!
トライアルレッスン 2500円
田園調布の先生のご自宅でのホームレッスンです。
NHKの撮影にも使われた事のある先生のお宅は、まるでフィンランドに来たみたい!!と思わせてくれる素敵な環境です。
少人数制でゆったりとフィンランド式教室を楽しみたい方向けです。
授業は世界の共通語としての英語で行われ日本語通訳が付きますので、英語のレッスンにもなり一石二鳥。日本人の講師も付きますので、細かい質問やフォローアップも万全です。
小学生は子どもだけの参加が可能。授業参観を希望される親御さんは見学もできます。マリ先生からの家庭教育のワンポイントアドバイスや、親御さんからの質疑応答なども受け付けます。
赤ちゃんから小学生まで年齢別レッスン
フィンランド人小学校教諭による学校単位または個人へのレッスン
The World Reads for Childrenでは学校への出張授業も行っております。
2012年12月14日にはNHK地球一番でフィンランドの教育に関する番組があったようです。
地球イチバン・フィンランド。世界の15歳の子どもが一斉に受ける試験PISAで、最優秀の成績をおさめる秘密。http://nhk.jp/ichiban
他にも
『オッリペッカ・ヘイノネン「学力世界一」がもたらすもの』(NHK出版)
PISAでフィンランドが学力世界一を二回連続で達成
日本でもフィンランド式の教育が注目を浴びる。
NHK クーローズアップ現代などにも取り上げられている。
解説書や教科書の翻訳版が出版されている。
フィンランドの教育改革を主導したオッリペッカ・ヘイノネン元教育相を教育学者・佐藤学氏がインタビューした
佐藤氏がフィンランド訪問各地の学校を視察しフィンランド教育を分析した本も出版されています。ご興味ある方は是非ご一読ください。
「フィンランドの学校は子供の居住地から半径5キロ以内に建設することが法律で決まっている。3キロ以内はスクールバスが、3~5キロ以内の子供はタクシー(公費)で通学。
小学校は平均して70名程度、中学校と高校は150名程度
都市郊外、田舎の小学校では、生徒60名
教師は校長を含めて3-4名、給食の職員1名、
中学校と高校では生徒150名程度、
教師が10-12名、
給食の職員が2名
スクールカウンセラーが1名
学級規模
学校の一学級は20名程度
中学校と高校の一学級は16名程度
学級の規模が小さい為、複数学年が一クラスになる複式学級が多い
教科書の他、鉛筆、消しゴム等の学用品は全て無料配布
学費&給食費も無料
私立も公立も、国内のどこに住んでいても全く変わらない水準の教育を受けられるよう配慮
PISAでは、フィンランドは男女共に世界一の水準の学力
男子生徒が優位とされる科学リテラシーと数学リテラシーでも、女子生徒が男子生徒と同等の成績を達成。
学力平均が高く、学力格差が少なく、そして成績下位者が驚くほど少ない
教科書に検定制はなく、国家は教育目標のだけ決め、教育内容については地方自治体や学校の自由裁量に任されている。
教師の質も高く幼児教育は学部レベル、小中学校教育は修士レベルの学歴が必要。
教師は最も人気のある職業で、最も優秀な学生がなる職業。
フィンランドも1990年代初め、失業率20%を越える不況に苦しんだ
この時、フィンランドは教育に関わる公務員を増やし、教育に莫大な予算を投入した。その後IT産業の成長で景気は回復し、経済成長と教育改革の両方を達成した」
そうです。
ちなみに、私がアメリカで大学生活を送っていた頃、スウェーデン人同級生の学費は政府が全部払っていると聞いてびっくりしました。北欧の「ゆりかごから墓場まで」政策を実施している国々では幼稚園から大学まで学費は全て国が支給が基本。国内進学だろうが留学(国外進学)だろうが、大学で学んでいる事には変わりはないので、どちらでも費用は政府が払ってくれるのだそうです。
親の学歴や・経済格差が次世代に影響しないように、勉強のできる子、熱意のある子、進学したい子の学費はいつでもどこでも確実に国が保証する。
日本は先進国中教育にかける政府の支出が対GDPで最下位常連だそうです。
入場者もほとんどいない箱物を作る予算があるくらいなら、どうして公教育を改善したり子供の学費を軽減してあげられないのでしょう?
日本の持続可能な経済成長は箱物公共投資では実現できていない事はこの20年で十分証明された、と思うのだけど・・・。長引く不況、そして大震災など、経済が回復しない日本には、大規模公共投資が必要です。 なぜ教育に投資しないのでしょう?
20年でGDPを1.6倍にしたフィンランドが力を入れた子育てと教育だそうです。
公教育の底上げこそが現在の日本に必要なものだと感じます。それは私立教育に反対するものでは全くありません。たとえ子どもを私立に通わせている親でも、公教育の改善から大きな利益を受ける事ができます。社会全体の教育レベルが改善され、国民一人当たりの生産性が高まれば国力につながります。公的な給付などを受ける人数が減れば、国庫の負担もへります。「うちは私立に通わせてるから公立校のレベルは関係なーい!」では済まされません。日本は社会全体として一つの国であり、私達は世界市場から見れば一個人である前に日本人でありアジア人だからです。
日本において教育費が家計に占める割合は非常に高い。そういう負担が減れば2人目3人目を考える人も増えるかもしれない。少子化対策にもなるかもしれません。
また、教職についている知り合いも多くおりますが、特に公立校における教師の激務そして管理をされるばかりで裁量を与えられない現状が、大規模な教育への投資によって改善される事を希望してやみません。
病気で休職する先生も多いようです。鬱になる先生が増えるばかりでは、生徒にとってもいい影響はないからです。
教師の数を増やす、システムを改善するどれも無料ではできません。
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