5 little pimpkins

5 Little Pumpkins ハロウィーンにピッタリの読み聞かせ。

仲原式3ステップ英語絵本読み聞かせ

英語の基礎・英語が聞ける耳を作るには3000時間のインプットが必要だといわれています。留学も海外赴任の予定もないし、お教室と言ってもまだ体調も不安定な赤ちゃんを連れて、寒い中、暑い中、ベビーカーを押して、おむつや沢山の荷物を抱えて、電車を乗り継いで・・・お教室通いも疲れそうです。  
それに週一回の塾だけに任せていては50年くらいかかってしまいます。
費用も相当かかりますね・・・。
ただ家庭用幼児DVD教材で子供にDVDばっかり見せているのも良い気がしない・・・お値段もそれなりにかかってしまうし・・・。
仲原式3ステップは普通の日本の中流家庭で、親がネイティブではなくても、どの家庭でもやる気さえあれば、どうにかして英語の基礎を手軽で安価に培う方法はないか?お家にいるしかない時期でも家庭で何かできないか?親子で楽しく遊びながら自然な形で語学習得の基礎を!という私自身の体験から考案しました。

子供は語学学習の最適期にいます。毎日家庭で英語絵本読み聞かせ・CDかけ流しや読後アクティビティーを通して英語に親しみバイリンガルの基礎づくりをしましょう。子供なら楽しみながら語学の基礎を吸収できます。

将来英語の必要性を子供自身が実感すればその基礎が大きく役立つでしょう。英語関連の進学就職をしなくても、英語力がある事は高校・大学受験・そして就職後の昇進・転職にも有利です。
小さい頃に一度覚えた自転車や水泳やピアノをしばらくたっても覚えているように、ある程度以上習得しておけば途中でやめても、再出発するのはある程度年齢が行ってから初めてスタートするよりもずいぶん楽です。
そして子供は語学学習に必要不可欠な繰り返しを好みます。

どの言語でも最初の2000-3000時間は沈黙期と呼ばれるインプットに集中する時期です。この時期には発語を求めず、子供がインプットを楽しめるよう親や教師は発語を無理強いをしないで下さいね。

発音を気にする親御さんがいますが、国際社会で求められているのはアメリカ語イギリス語というよりも世界の共通語としての英語だと思います。
親が日本語訛り気にしすぎれば、それが恥ずかしい事だという観念が子供に根づいてしまいます。アメリカ人はアメリカ訛り、イギリス人はイギリス訛り、日本人は日本訛り、インド人はインド訛りです。それが普通なのです。

日本人に一番足りないのは語学力よりもパーティー力だと思います。
語学力とともに身につけて欲しいのは、異文化に迎合することなく、共存できる日本人力。でもパーティー力も語学力なくしては半減してしまいます。

グローバルな英語に必要なのは必要以上の発音矯正ではなく、コミュニケーションをとりたい、知らない人にでも話しかけるパーティー力、発言しようという心意気、発信したいという意気込み、失敗を恐れない鈍感力、次は言えるようになろうという前向きな考え方です。

また、バイリンガルを目指すなら日本語も大事。起きている時間の3分の1以上を母国語で過ごせるようにして下さい。

どんな高価な教材、キャラクターグッズでも、子供をCDやビデオ漬にしないでください。
子供は親の優しい声と一緒に遊んでくれる時間を喜びます。
お勉強ではなく英語を使って子供と一緒に歌を歌ったり、本の世界を楽しんだりして下さい。
英語絵本ならまず一冊から始められます。




今日のお勧め絵本はハロウィーンにピッタリの5 Little Pumpkins



ステップ1  インプット
絵本を読む。英語に自信のない親御さんはこちらの動画を参考にどうぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=GalBYLtdOao&feature=related

ステップ2
 定着

読後アクティビティーとして、パンプキンのかえ歌はいかがでしょう?

 

http://www.youtube.com/watch?v=tSgyfqeZIBc&feature=relmfu


ステップ3 アウトプット

歌を覚えたら是非親子で歌ってみましょう。
何度も繰り返すことで定着します。

まだ歌えない年齢の子供はお母さんが歌っているのを聞くだけでもOKです。
子供が読めない歌えない部分を補ってあげる気持ちで。子供が自発的に発語するようになったら、保護者はその発語を矯正したり、訂正したりせず、絶えず自ら発語した事を褒め、励ましましょう。

歌や読み聞かせなどで言語の音感、フォネミックアウェアネスを鍛える事で、文章聞き取り力がアップします。それが、その後のフォニックスや文字学習の基礎を育みます。

よく、うちの子はまだよくわからない年齢だから読み聞かせをしたり歌ってあげても、無駄なんじゃないか・・・?

という親御さんがいますが、まだ分からないからこそ、読み聞かせをしたり歌ってあげたり、こちらから働き掛けるインプットが必要なのです。

私達は日本語が分からない赤ちゃんに毎日日本語で話しかけます。歌ってあげて、言い聞かせます。
もし、どうせ言っても分からないから・・・と、無音の世界におかれたらどうなるでしょう?
子供が3歳くらいになって話せるように自然になるのは、周囲の親や社会がそれまでの3年間ずうっと語りかけ、あやし、歌う事を根気よく続けてきたから。
無音の世界で過ごした赤ちゃんが3歳になったからと言って急に日本語をぺらぺら話せるようになるわけではありませんね。

バイリンガルの世界で育って日本語でも英語でも語りかけられて育った子供は両方の言語で話すようになります。

モノリンガルの世界で育った子は聞かされなかった言語に関しては無音の世界で生きていたのと似ているのかもしれません。


インプット期には、決してアウトプットを強制しないように!だけ気をつけて下さい。
楽しそうに歌っていれば子供も一緒に歌いだします。
そしたら沢山褒めてあげて下さい。